ぴーたろです^^
今回はぴーたろこれまでの販売経験を踏まえて、PO Boxへの出荷のリスクをご説明します。
おそらく自社出荷をそれなりにされている方は、必ず出くわす問題になると思いますので、PO boxという言葉にピンと来ない方は是非一度内容を確認してみてください。
PO boxって一体何!?
PO boxとは郵便局等に併設された私書箱のことで、家に郵便ポストがなかったり、事情があって家の郵便ポストと別にもう一つポストが必要な場合に契約をしてレンタルをする、レンタル郵便ポストのようなものです。
このPO box、手紙などの場合には問題がないのですが、荷受け時にサインが必要な荷物などを受け取る場合、契約者が一度私書箱まで出向いて荷受けをする必要があります。
ちょうど上の写真でも、大きな荷物は入りそうにありませんしね。
PO Boxへの発送の経験を踏まえた考察
残念ながら、このPO Box向けの発送、ぴーたろの経験上非常に高い確率で荷物が届きません(厳密には、商品を購入したお客さんが、私書箱まで荷物を受け取ってくれません)。
郵便局でアメリカ向けに荷物を送った場合、「発送場所⇒日本郵便局⇒通関⇒米国郵便局(USPS)⇒お客さん宅」という風に荷物が動いていくのですが、一定期間ん荷受けがされない場合はこれとは反対の動きで荷物が返送されてきてしまいます。
こっちは荷物を期日内に送っているのに、お客さんの都合で荷物が受け取られずに返送、その後お客さんからクレームが入るようなケースも実際に何度か発生しています。
ぴーたろの場合、まだ荷物に追跡番号を付けているので、荷物がどこにあるのかわかりますが、追跡番号を付けていない方は、荷物が本当に届かずに紛失しているのか、はたまた、上記のように荷物が返送されているのかもわからずお客さんの対応をしなければなりません。
いずれにせよ、出荷量が増えてくると、このような手間がかかる対応はできるだけ避けたいところですので、できればPO Box向けの発送は行わないようにするのがベターかと思います。
※「逆に、人がやらない所を攻めるぜ!」という勇者は、是非PO Box向けの発送も行ってください。笑 きちんと荷物が届くこともあるので、ご自身で一度発送をしてみて決められるのもいいでしょう^^
PO box向けの注文を受けないように設定する
このようなトラブルが多いためか、Amazonも、通常の住所とPO box向けの住所は明確に取り扱いを分けています。
具体的には、以下の記事で説明をしているShipping Settingで、PO box向けの注文は受けないように設定できます。
Amazon輸出 配送方法(Shipping Setting)の設定方法
まとめ
今回ご紹介をしたPO box向けの出荷については、Amazon輸出以外のebay輸出等にも応用できる考え方です。
これは輸出独特の知識になりますので、是非頭の片隅に置いておきましょう♪
ぴーたろはAmazon輸出を成功させるために最も重要なのは、Account Healthのいい状態の保持と考えております。
同じような危機管理の意識のある方であれば、今回の記事は役に立つかと思います^^
それではー♪
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