ぴーたろです^^
今回は無在庫出品の際に重要となる、「Shipping Setting」の設定方法について説明します。
amazon輸出 Fulfillment Latency( Handling time )の設定方法でも記載した通り、Amazonの出荷方法には「通常配送(Standard Shipping)」と「速達配送(Expedited Shipping)」という大きく2種類の配送方法が存在します。
今回はその項目に関する詳細な設定を行います。
これを設定すれば、発送地域・発送期日・送料の設定を簡単に行うことができます♪
設定方法はとても簡単なのですが、ここの設定を間違えると送料を請求できずに赤字になってしまったり、思いがけない出荷遅延が発生してAccount Healthを悪化させてしまう可能性があるので、要注意です!
もくじ
Fulfillment Latency (Handling Time)とShipping Settingsの違い
Shipping Settingsは、発送関連の設定ができるとお伝えしました。
しかし、発送期日については、Fulfillment Latency (Handling Time)(以下、ハンドリングタイム)でも設定できるはず!?と思った方も多いのではないでしょうか。
実は、ここでの設定は、ハンドリングタイムを設定しなかった場合に適用される発送期日になります。
逆に商品ごとにハンドリングタイムを設定していれば、そちらの内容が優先して適用されますのでご安心ください^^
とはいえ、詳細は後述しますが、ここでの発送期日の設定は大まかな範囲でしか設定できません。むしろ、細やかな期日設定の余地はほぼありません。
ですので、自動設定された場合はその期日を守って発送することは、困難が伴います^^;
つまり、基本的には発送期日の詳細な調整ができるハンドリングタイム設定が非常に重要ということがお分かり頂けるとおもいます!
(参考)Amazon輸出 Fulfillment Latency (Handling Time) ( Handling time )の設定方法
発送地域・発送期日・送料の設定方法
では、Shipping Settingsの設定で最も重要なのはなにか?
それは、「送料の設定」になります!その点を意識しながらこれからの設定を読み進めてみてください^^
今回は、ぴーたろが行っている設定方法を説明しますね♪
配送地域と発送期日の設定方法
Seller Central > Settings > Shipping Settings をクリックします。
まず一番上の項目「Ships From Location」を「Japan」に設定します。
次に、「Set Shipping Model」を設定します。
Shipping Modelは、「Per Item/Weight-Based」を選択します。
続いて、配送可能エリアと発送期日の選択をします。
ぴーたろは米国国内のみの発送に限定しているので、CanadaやAsiaエリアにはチェックをしていません!^^
ちなみに、発送先区分の一覧は以下を参考にしてください!
Continental US Street:北アメリカ大陸内のアメリカの通常の住所
Continental US PO Box: 〃 の私書箱
Alaska and Hawaii Street:アラスカ州、ハワイ州の通常の住所
Alaska and Hawaii PO Box: 〃 の私書箱
US Protectorates Street:アメリカの海外領土の通常の住所
US Protectorates PO Box: 〃 の私書箱
APO/FPO Street:軍基地内の住所
※なお、ぴーたろの経験上、PO boxへの出荷は荷物が届かないリスクが相対的に高くなっています。そのため、PO boxは配達可能先から除外するのも選択の一つです。
(参考)Amazon輸出 PO Boxへの出荷はご用心
送料の設定方法
次に、送料を設定していきます。
まず「Rate Components」欄の、ドロップダウンリストを選択します。ここでは、「per Item」と「per weight(lb.)」が選択可能です。
●per Item:一商品につき送料を設定する。
●per Weight(lb.):重量(1ポンド)ごとに送料を設定する。
ぴーたろは、「per Item」で送料を設定してます♪
StandardとExpeditedで別料金を設定できるので、赤字にならない送料設定をしましょう^^
ちなみにリスト項目は、エリアごとに選択することができます!
また、ドロップダウンリスト下の「per Shipment」ですが、「1発送ごと」の送料という意味です。
ここで送料設定する際は、注意が必要です!
「1発送ごと」なので、複数の商品を購入された場合でも送料は一律になってしまいます。
(100gの商品を10個購入したお客さんと、100gの商品を1個購入したお客さんとで同じ送料を請求するという意味です。)
顧客側からすると嬉しいサービスかもしれませんが、赤字になる可能性大ですよね^^;
その分送料を上乗せしちゃおう!となると、逆に顧客の購買意欲が下がってしまったり。。
使い方が少し難しいので、ぴーたろは、この項目は使用しないので$0で設定してます!
設定し終えたら、確認後にContinue > confirmを押して完了です♪
送料設定はとても重要なので、各々の販売戦略に沿った値段で設定を行いましょう♪
まとめ
以上、Amazon輸出の配送地域・発送期日・送料の設定方法でした!
今回の内容は、あくまで自社出荷(無在庫セラー、有在庫自社出荷セラー)のパターンにおける設定内容なので、その点は理解をしておきましょう^^
※FBA販売であれば、FBA倉庫に納品後はすべてAmazonが発送を代行してくれるので、配送先・発送期日などの設定は関係してきません^^
自社出荷商品の出品方法、実際の出荷方法などは、こちらの記事を参考にしてみてください^^
>>Amazon輸出 小形包装物(SAL便と航空便)の無在庫発送方法
それではー^^
コメントを残す