ぴーたろです
今回は、自己発送の手順でお伝えした小形包装物(Small Packet)の発送方法について詳しく説明をしていきます^^
無在庫販売の配送方法は、「Expedited Shipping」又は「Standard Shipping」に選択可能としている方も多いと思います。
※配送方法の設定についてはこちらをご覧ください♪
⇒Amazon輸出 配送方法(Shipping Setting)の設定方法
ぴーたろは「Standard Shipping」の場合、主に「小形包装物(Small Packet)のSAL便or航空便)」を使用します。
ここでは、何故「小形包装物」を使うのか、またSAL便と航空便の違いについてもお伝えしますね^^
もくじ
小形包装物(Small Packet)を利用する理由について
小形包装物はSmall Packetと呼ばれており、以下のような特徴を持っています。
●小形の物品をEMS(国際スピード郵便)や小包より安く送ることができる。
●最大重量2kgまで送ることができる。
●航空便・船便のほか、エコノミー航空(SAL)便扱いができる。
大きさの制限や重さの詳細は、日本郵便HPに詳しく記載されています。
⇒日本郵便 小形包装物について
では、利点について簡単にまとめてみます。
EMSや国際eパケットより送料が安い
荷物を送る方法として、小形包装物以外にもEMSや国際eパケットという方法もあります。
EMSは、先ほどもお伝えした通り、Expedited Shippingの時のみ使用してます。
国際eパケットについては、住所や名前の印字サービスがあったりと何かと楽なんですが…
値段の割に、EMSより配送日数がかかり、小形包装物よりも割高になります。
小形包装物も国際eパケットも到着までの日数は、さほど変わらないのでぴーたろは小形包装物を利用するようにしてます^^
小形包装物の日数や料金は、日本郵便HPで計算できます♪
⇒日本郵便 国際郵便の料金・日数計算
SAL便・航空便(Air便)・船便の3つから輸送方法が選べる
小型包装物の最大の特徴とも言えるのが、「SAL便」「航空便」「船便」の3つの輸送方法を選べることではないでしょうか。
航空便(Air便とも呼ばれる)と船便は文字通りですが、SAL便は何のことか分からない方もいらっしゃいますよね^^
SAL便とは、「日本国内と到着国内では船便として扱い、両国間は航空輸送するので、船便より速く、航空便より安いサービス」です。
つまり、「航空便>SAL便>船便」の順に価格も高く、配達スピードも速いということになります。
ぴーたろは普段、SAL便を使用しています。アメリカであれば、約2週間ほどで荷物を届けることが可能です^^
安くて適度な速さですよね^^
しかし、ある条件の時だけ、SAL便ではなく航空便を使用しています。
それは・・・・
荷物の重さが、50gよりも軽い場合です。
この時に限り、SAL便より航空便の方が国際送料の価格が安いんです^^
速くて安いのならば、使わなきゃ損ですよね!
補足:書留オプションは必ず付けよう
上記でお伝えした通り、小型包装物はとても便利でお得なサービスです。
しかし、残念ながら小形包装物は、手紙やはがきなどと同じ通常郵便物ですので記録扱いされません。
アメリカに無在庫発送をする際に気を付けてほしいことは、追跡番号(Tracking number)が必要ですよね。
ぴーたろの記事でも何度かお伝えしていますが、この番号がないとアカウントヘルスにも影響が出てしまいます><
必ず、「書留」オプションを付けましょう!
これは送料+410円で付与されます。
荷物を窓口で出荷する際、「書留付きでお願いします」と言えば郵便局員の方が対応してくれます^^
ちなみに、EMSの集荷で小型包装物を合わせて差し出す場合には、書留は付けられないので必ず窓口にて出荷をしましょう╭( ・ㅂ・)و̑
小型包装物で必要な書類(ラベルと税関告知書について)
それでは、発送の際必要な書類について確認しましょう!
EMSの時は、ラベルの他にインボイスが必要と記載しましたが、小型包装物の場合は「税関告知書」が必要になります。
詳細を記載していきますので、ご参考までに^^
ラベル記入方法(内用品の書き方と保障要償額について)
小型包装物では、専用のラベルはないので自分で作成しなくてはいけません。
ぴーたろは、自分でフォーマットを作成しています。
細かい作成方法は、以下の記事をご覧ください^^
⇒Amazon輸出 売れてから焦らない自己発送の手順
また、EMSの際は保障要償額を記載する欄があったのですが、小型包装物にはそういったものはありません。
ただし、「書留」オプションを付加すると、6000円を限度に補償されます。
アメリカへ無在庫発送する際は書留を必ず付加しなくてはいけないので、それに伴い補償も自動的についてくるので安心ですね^^
ちなみに、日本郵便のHPでは書留専用の国際郵便ラベルも載せられていますが、ぴーたろはこれを使ってません。
なんせ、小型包装物で発送する無在庫の数が多いので、このラベルだと1枚1枚手書きになって大変なことになります(T T)
HPにも記載されているように、書留ラベルを使用しなくても、書留オプションは使用できるので安心してくださいね^^
ラベルを使用しない場合は、必ず窓口で「書留付きでお願いします!」と伝えましょう★
商品がお客さんの元に届いた際、荷物が破損していた…などの事例が稀にあります。
その際はこの損害賠償が役に立つので、書留の控えはしっかり保管しておきましょう。
損害賠償の方法については以下の記事で説明致します。
⇒Amazon輸出 自己発送の損害賠償請求(調査請求書)について
税関告知書の書き方
小型包装物では、インボイスが不要な変わりに「税関告知書」が必要になります。
税関告知書とは、「税関に対して、郵便物の内容品を通知するための用紙」です。
後ろがシールになっているので梱包した封筒や段ボールにぺたっと貼り付けます^^
この用紙は郵便局でもらうことができます^^
配達もしてくれると思うので、郵便局に問い合わせてみましょう!8枚綴りで1シートになってますよ^^
基本的な書き方については、日本郵便のHPが分かりやすいです!
⇒日本郵便 税関告知書について
書き方について、3点ほど補足しますね^^
1点目に、「内用品のチェック欄」についてです。
ここには「商品」欄がないので、「その他」にチェックしましょう。
2点目に、「内用品の数量および明細」についてです。
EMS発送方法で説明した書き方と同じなんですが、重要なので再度記載します!
ここには「KIMONO」や「MAGAGINE」と内用品を記入するのですが、より詳細な記述を迫られることがあります。
その一つに電池の有無やタイプについての記載です。
商品に電池がついているか確認し、記載しましょう!
例えば電池の無いオモチャの人形を発送する際、「Toy」だけではなく「plush toy(No battery)」と記載しましょう。
現在、リチウム電池の取り扱いが非常に厳しいです。アルカリ電池の場合は、「Dry-cell battery(alkaline manganese)」と記載しましょう。
また、ぴーたろは電池以外にも「アルコールの有無」を確認されたことがあります。
アルコールって飲み物以外にも、化粧品やハンドクリーム、染毛剤にも含まれてますよね。
なので、アルコールが入っていない場合は「Non Alcohol」と記載しましょう。
アルコールが入っている場合は、「Alcohol ○%」とアルコール濃度を記載しなくてはいけません。
アルコール濃度を60%含有しているものは、危険物となり送れないことになっています><
商品には「成分」の一覧がパッケージのどこかに記載されているので見てみましょう^^もしアルコールが入っている場合は、何%入っているのかメーカーに問い合わせてみましょう。
ちなみに、ぴーたろが問い合わせた際、「アルコール濃度は何%以下です」という形式でしか教えてくれませんでした^^;
正確に何%含有と伝えることは、企業秘密らしく教えてくれません><
英記で、「アルコール濃度〇%以下」と記入しておきましょう^^
更に、MSDSという書類の提出を求められたことが1度だけあります。
MSDSとは、「化学物質等安全データシート」というらしく、こちらもメーカーに問い合わせると自宅まで配送してもらうことができましたm(_ _)m
3点目に、「HSコードおよび原産国名」欄についてです。
ぴーたろはここはHSコードを記載していません。商品の原産国名のみ記載してます!
おわりに
以上が、小形包装物の発送方法になります!^^
自社出荷の作業は、出荷をすればするほど作業に慣れてきて素早く準備できるようになります^^
今回は通常スピードの出荷方法でしたが、「Expedited Shipping(速達)」の際に使う、EMSについてはこちらの記事でご紹介しています。
⇒Amazon輸出 EMSの無在庫発送方法~ラベルとインボイスの書き方~
さらに、これらの出荷作業は、最終的には外注化を行い、自分では出荷をしない仕組みづくりも大切です!
ぴーたろも早い段階から出荷作業は外注化させて、時間にレバレッジをかけて個人輸出に取り組んできました!
個人輸出の外注化の方法はこちらにまとめていますので、興味のある方は参考にしてみてください^^
>>Amazon輸出成功の鍵 外注化の方法(外注スタッフを採用する)
きっと皆さんも主にこの輸送方法を使用すると思うので、自分なりに楽な作業ができるよう工夫していきましょう╭( ・ㅂ・)و̑
それではー♪
コメントを残す