ぴーたろです^^
今回は「Amazon Project ZERO」について内容をまとめておこうと思います。
ぴーたろ
日ごろからAmazon輸出の最新情報をキャッチアップされているセラーさんからは多数ご質問を頂きました。
ぴーたろの見解を含めまとめて解説します。
ぴーたろ
個人的には大きなプロジェクトだと思います。
将来のAmazonの目指している姿が見えてきますね^^
今後全世界のAmazonでも導入がスタートされうる内容ですので、米国以外のAmazonで物販をしている方にもお役に立つと思います^^
それではいってみましょう♪
今後サービス内容に変更や進展があればこちらのページを更新していく予定です。
もくじ
Amazon Project ZEROとは
Amazon Project ZEROとは2019年2月末にスタートしたAmazonのブランド保護プログラムです。
>>Amazon Project ZERO
ぴーたろ
これまでも、メーカーやブランドオーナーの権利保護のためにはBrand Registry(ブランド登録)という方法は存在していました。
(参考)
Amazon輸出で自社ブランドを登録する方法(Amazon Brand Registry)
Amazon Project ZEROはこのBrand Registryよりも強力な権利保護プログラムと考えて間違いありません。
Amazon Project ZEROでできること
Amazon Project ZEROでは、参加ブランドに対して大きく3つのブランド保護の方法が用意されています。
- 自動のブランド保護
- セルフサービスの出品削除
- 商品のシリアル化
ぴーたろ
自動のブランド保護
Project ZEROに参加したブランドは、Amazon側で機械学習されたツールを用いて自動的にモニタリングされることになります。
ブランドオーナー側は、偽造品などの識別役立つ情報をAmazon側に提供することで、Amazonが自動的に疑わしい出品の削除対応を行っていきます。
ぴーたろ
何が驚きかと言うと、Amazon側が能動的に出品削除に乗り出すということ。
ブランドオーナーによる出品削除
Project ZEROに参加したブランドのブランドオーナーは、疑わしい出品者の出品削除にあたってAmazon側に連絡(調査依頼等)をする必要が一切なくなります。
ぴーたろ
これは本当に要注意。
また、この方法によって削除された出品情報は、前述の自動のブランド保護の機械学習のための情報としても活用されます。
より迅速なブランド保護対応が可能になるります。
商品のシリアル化
ブランドオーナーは、Amazonの倉庫から偽造品が出荷されることがないよう、商品にシリアル番号を付すことも可能となります。
少なくともFBA出荷に関しては、シリアル番号のない商品が顧客にもとに届くことがなくなる形になります。
ぴーたろ
シリアル化を導入する場合、商品の数量に応じて0.01ドル~0.05ドルの費用負担が発生します。
Amazon Project ZEROに参加する方法
現状、Amazon Project ZEROに参加するには以下要件が必要です。
- 予めAmazon Brand Registryの審査に通過していること
- 原則として招待制のプログラム(参加申請は可能)
まず、Amazon Project ZEROはBrand Registryの審査を通す必要があります。
ぴーたろ
また、現状Amazon Project ZEROはAmazon側からの完全招待制のプログラムです。
とはいえ、Amazonからの招待を貰えるよう参加リスト(Join waitlist)に申請をしていく事は可能な状況になっています。
Amazon市場の将来像が見えてくる
以上、Amazon Project ZEROの概要とその参加方法でしたー♪
実はこのプロジェクト、ローンチ前から内部情報がリークしていて、現地では過去から噂になっていたものです。
ぴーたろ
今回のプログラムがローンチされたことによって、今後のAmazon市場の大きな流れが見えてくると思います。
メーカーやブランドオーナーの権利保護は、Amazonが今後一層力をいれていく領域になります。
ぴーたろ
Amazon輸出セラーの立場で考えると、これからも出品する商品選定で商標違反のトラブルに巻き込まれたりアカウント停止になったりする事案は増えてくると予想されます。
(参考)
Amazon輸出の知的財産権・著作権・商標権の問題と対処方法
ボタン一つで出品やアカウントが削除されうるので当然と言えば当然。
ぴーたろ
米国AmazonはAmazon業界のルールや仕組みが世界で一番早く導入されます。
今後も市場の大きな流れを読みながら、自分の経験値と頭をひねりながら、Amazon輸出ビジネスを成長させていきましょう♪
それではー♪
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