ぴーたろです^^
AmazonのFBA販売をするにあたっては、いくつか必要なアイテムがあります。
その中でも個人的にこだわっている必須アイテムのひとつが箱の重さを計る「重量計」です。
今回はこれまで海外のAmazonに向けてFBA販売を行ってきた物販経験者の立場から、FBA用の重量計の選び方とオススメの重量計をご紹介します。
もちろん、物販を始めた初期の段階から無理をして重量計に投資をする必要はありません。
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FBAに特化した重量計を導入することは意外にも大きなコスト削減にもつながるため、物販で利益が出てきたタイミングでこの記事を参考に導入を検討してみてください^^
特にプリンターは何も考えずに購入をするとFBAには使いにくい物を掴む可能性があるため、FBA販売に必要な機能も確認してみてください。
(参考)
AmazonのFBA納品用にオススメのプリンター3選。物販ガチセラーの答え。
もくじ
FBA販売で正確な重量計が必要な理由
そもそもFBA販売には何故重量計が必要になるのでしょうか?
FBA販売に重量計が必要となるのは以下の理由があります。
- そもそもFBAには重量制限がある
- 正確な計量で送料を抑えられる
- 納品個数のミスを減らせる
それぞれ簡単に解説しておきます。
そもそもFBAには重量制限がある
FBA販売を行う上で必ず知っておかなければならないポイントのひとつが重量制限です。
コンテナなどを使ったパレット輸送を使う場合は別ですが、通常は段ボール箱に入れてFBA倉庫に納品を行います。
販売するAmazonの国によってルールが異なりますが、例えば日本や米国の場合は以下の重量です。
- 日本Amazon:1箱あたり30kg以下
- 米国Amazon:1箱あたり50ポンド以下(22.67kg以下)
規定の重量以上に荷物を詰めて納品すると最悪の場合FBA倉庫側で荷受けが拒否されてしまい、送料だけを無駄に負担することになるため注意が必要です。
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もうお分かりの通り、正確な計量で重量超過をしないことが重要です。
この指標が悪化すると、FBA納品自体が不可となるため注意が必要です。
また、重量判断はあくまでAmazon側倉庫の計量に依拠します。
そのため、こちらの計量では重量超過していなくても、Amazon側の判断で重量オーバーと言われれば抗弁はできません。
基本的には規定重量ギリギリを攻めすぎず、少し余裕を持って納品をすることをオススメします。
正確な計量で送料を抑えられる
正確な重量を計測するメリットは、重量超過の問題解決だけではありません。
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一番大きなメリットになります。
例えば、Amazon輸出の場合は国際送料を支払いますが、クーリエ運送会社の請求単位は最低でも0.5kg。
業者や重量帯によっては1kg単位で請求が行われることも珍しくありません。
この重量単位、悲しきかな基本的に「切上げ計算」が行われる点がポイントです。
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この点、正確な重量計さえあれば、「あと1品減らす」「あと1品増やす」という微調整が可能です。
この調整だけで1箱あたり最低数百円変わります。
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例えばAmazon輸出であれば1kgあたりサーチャージ込み600円と仮定します。
月間10箱の出荷で最大6,000円、月間100箱の出荷で最大60,000円程度の送料の端数調整ができるという事ですね。
塵も積もれば山。正確な計量は思った以上のコストを削減につながっています。
納品個数のミスを減らせる
最後に、少し上級者向けですが、正確な計量を行う事で納品ミスを減らすこともできます。
実際、ぴーたろも商品マスターの精緻化と重量理論値を算定することで、致命的な納品ミスがなくなりました。
【自社ミスのFBA受領差異を防止📦】
うちはFBA納品時に実際に計測した「実重量」と商品マスタの重量積み上げをした「理論重量」の計算結果を比較して乖離率チェックしてます。
これで致命的な納品ズレを防いでる。
データ貯めると精度もどんどん上がるよ!
ミスが減る仕組化もどんどん進める🙆♂️
— Amazon輸出ぴーたろ@法人化 (@pitaro_export) July 17, 2020
正確な情報があれば、重量データをこのように使う事もできます。
本格的に物販を行いたい方は正確な重量把握とデータの蓄積に早めに取り組むことをオススメします。
FBA用の重量計選び方のポイント
FBA販売に正確な重量計が必要な理由が分かったところで、実際にどのような重量計を選ぶべきなのか。
これまで様々な重量計を試してきた私が行きついた外せないポイントは以下のとおりです。
- 計量可能な重量(ひょう量)が最低でも40kg以上
- 計量最小単位が0.01kg
- 電源が不要
- 箱を乗せた状態で重量目盛りが見える
- 計測スピードが速い
計量可能な重量(ひょう量)が最低でも40kg以上
まず、絶対に見落としてはいけないのが計量できる重量の最大値です。
FBA納品の送料を最大限下げるためには規定重量にできるだけ近づけて納品することが肝となるため、少なくとも規定重量以上は計量できる必要があります。
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逆に国内物販や輸入物販で日本のAmazonを使う場合は最低でも30kg前後は計量できる重量計を選んでおくのがベターです。
一般的にはひょう量が大きくなるほど計量の精度(計数可能単位質量)は落ちますし、何より高額になります。
あくまでFBAのビジネスモデルに合った重量計がベストです。
計量最小単位が0.01kg
次に外せないのが計量最小単位です。
前述の0.5kg(1.0kg)の送料を節約するためにはこの0.01kg単位で計測ができれば問題ありません。
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電源が不要
次に、地味なこだわりポイントが電源です。
即席の体重計などとは違い、正確な重量が計測できる重量計は電源コードタイプのものも少なくありません。
この点、広めのスペースで作業する場合は重量計を移動できる方が何かと便利です。
また、当社では過去に荷物を持ったスタッフが電源コードにつまづくという事故が起こったため、電池でも使える重量計にこだわっています。
箱を乗せた状態で重量目盛りが見える
次に外せない重要ポイントが、重量計の目盛り位置です。
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計量をした後に商品を入れたり抜いたりして重量の端数調整を行う場合、目盛りが見えなければ意味がありません。
この点、段ボールを乗せた時に目盛りが見えなくなるような重量計を使ってはいけません。
計測スピードが速い
最後に、実際に高性能な重量計を使って感じているのは、荷物を載せてからの測定スピードの重要性です。
安価な重量計だと、箱を載せた時や、最後の調整で商品を入れたり出したりする時に、目盛りが前後して重量が確定するまでに時間がかかりがち。
性能が良いものと悪いものでは数秒以上の差になります。
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毎日の作業で使う以上、本格的にFBA販売をするのであれば時間もストレスも少しでも減らせる重量計を妥協無しで選び抜きましょう!
FBA販売にオススメの重量計ランキング
さて、長くなりましたが、FBA販売に必要な重量計の機能はお分かり頂けたと思います。
ここまでを踏まえて、ぴーたろが選ぶオススメ重量計をご紹介します。
オススメ重量計1位
FBA用に最もオススメなのがA&DさんのFG-60KAMです。
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計量面からの目盛り高さも65cm以上あるため、大きいダンボールを置いても目盛りを見ながら作業が可能です。
計測スピードも精度も素晴らしく、電源コードでも電池でも使えるので使用場所を選びません。
1点気になるとすればお値段ですが、同等の精度と計測スピードをもつ他の業務用重量計と比べればむしろ安いくらいです。
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オススメ重量計2位
第2位はオーハウスのSD75JPです。
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この手の重量計はコンセプトが非常に素晴らしいのですが、使いのものにならない中国製品のものも少なくないので注意が必要です。
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この重量計自体は米国の老舗メーカー製で精度も高く安心して使えています。
オススメ重量計3位
第3位はシンワ測定さんの70108です。
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「1位と2位の重量計が値段的に手が届かない。」
「それでもFBAの納品は効率的にしたい。」
と言う方向けの重量計です。
ぴーたろも昔使っていましたが、実際の計量とクーリエ業者からの請求に違いが出ることもあり、計測の精度に少し不安があります。
とはいえ、この値段でこの機能は十分すぎるくらいなので、物販で利益が少ないうちに使うのには問題はないと思います。
本格FBAセラーなら重量計にもこだわろう
以上、FBA販売にオススメ重量計の紹介でしたー!
最初は重量さえ計れればいいと思っていても、実際にFBA販売を本格化させるのであれば、この手の必須の道具には投資をする価値は高いです。
ぴーたろ
また、冒頭でも述べた通り、FBA用のプリンターの選び方はこちらで解説していますのでご活用ください。
(参考)
AmazonのFBA納品用にオススメのプリンター3選。
それではー♪
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