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Amazon輸出FBA商品の滞留在庫の確認方法(Inventory Ageの利用)

Amazon輸出滞留在庫

ぴーたろです^^

FBA販売をされている方にとっての大きな悩みの一つに、自分の見込みよりも商品が売れず、結果的に在庫が滞留してしまうことが挙げられます。

これは経験を積めば積むほど少なくなってくるのですが、最初は多少の滞留在庫を抱えることも覚悟しなければなりません
(とはいえ、売れていく商品の利益で滞留在庫の損失分は十分にカバーできているというセラーさんが多いでしょう。)

そこで、今回はAmazonのセラーセントラルを利用した、FBA在庫の滞留状況の確認の仕方をご説明します^^

※セラーセントラルを利用する以外にも、Amazonには「Inventory Health」「Inventory Age」等の詳細レポートを吐き出す機能がありますが、データが多く見にくいので、今回ご紹介する方法を知っておけば十分だと考えています^^

もくじ

FBA在庫の滞留状況の確認方法

セラセン>Inventory>Inventory Plannnigを開いてください。

Amazon輸出滞留在庫

このInventory Plannnigは非常に画期的な機能で、イケてるセラーさんであれば上手に使いこなしている人が多いです^^

これを開くと、Inventory DashboardというFBA在庫に関するサマリー情報が表示されます。

この中の、画面左下「FBA Inventory Age」を見て下さい。

Amazon輸出滞留在庫

ここには、滞留期間別の在庫数と在庫割合がグラフになって表示されています。

FBA販売をされている方は、どのくらいの期間分の在庫を保有するかの方針があるはずです。

例えば通常1ヵ月で売り切る分の在庫しか保有しないセラーさんであれば、ここで上から2つ目の90-180 days(つまり3ヵ月~6か月)滞留をしている商品があれば「おや?」と思わなければなりません。

このように、ご自身の販売方針と実際の滞留在庫のモニタリングを実施するのは振り返りの意味でも大切な作業になりますので、面倒ですがきちんと確認をしてあげてください^^

商品別の滞留状況を確認することも可能

このサマリーですが、さらに商品ごとの詳細を確認することもできます!

サマリー画面の「FBA Inventory Age」の題名をクリックしましょう。

すると、FBA Inventory Ageの詳細画面が表示されます。

Amazon輸出滞留在庫

これをみれば、商品ごとの滞留状況が一目瞭然ですね!

滞留期間(0-90,90-180等)の数字をクリックすれば、その滞留期間に合わせて商品を並べ替えることもできますので、非常に便利です!

在庫の滞留状況と実際の商品の売れ行きをリンクさせて考えることが重要

このページが重宝されるもうひとつの理由が、「Unit Sold」の欄を見れば、実際に過去90日間で自分の売上がどれだけあがったかを確認できる点です!

単純に在庫の滞留状況をみて、「これは滞留しているから不良品だ・・・・」という判断は100%正解とは言えませ

例えば先ほどの画像の上から2つ目の商品を見てください!

在庫は全部で17個ありますが、そのうちすべてが3~6ヵ月間もの間、FBA倉庫に保管されているものになります。

これだけ見ると、非常に売れ行きの悪い不良在庫に見えるのですが、ちょっと冷静になって「Unit Sold」の欄に目を向けましょう。

すると、過去90日で実際に16個売れた実績がある商品ということが分かります。

すなわち、「この商品はさらにあと90日ほど待てば、残りの17個の在庫もほとんどが売れきれるのではないか?」という予想がたちますね!

では、この商品が3ヵ月以上滞留した理由を考えましょう。

「過去90日(つまり3ヵ月)で16個売れた商品ということは、3か月前に16個+17個=33個を納品したのかな?」という予想が立つはずです。

しかし、実際にぴーたろのFBAの入庫履歴を見ると、5か月前(150日前)に50個程度の商品をまとめて入庫している商品であることが分かりました。
※割引を受けるために一度にまとめて発注をした商品になります。

この情報から・・・

150日前~90日前に50個-33個=17個の売上
90日前~現在迄に16個の売上
現在の残り在庫が17個

という情報が読み取れます。

どうでしょうか?

ぴーたろはこの情報だけをみれば、この商品は滞留在庫というよりは、少ないながらもコツコツ売れてくれる商品と考えます
(ちなみにこの商品の利益率は40%を超えています。)

1商品1商品の滞留状況をここまで詳しく確認する必要はないですが、ある程度滞留が目立つ商品についてはきちんと振り返りを行って、”販売を継続する”のか、”FBA在庫保管料を抑えるために廃棄する”などの対応をとるのかの意思決定を行うことも重要です。

※FBA在庫保管料についてはこちらの記事を参照してください
Amazon輸出の利益計算方法(FBA販売)

おわりに

以上、セラセンを利用したFBA在庫の滞留状況の確認方法でした。

どちらかというと目を向けたくない内容ではありますが、同じ失敗をしない優秀なセラーになるためにも、在庫の滞留状況の分析はしっかりできることを目指しましょう!
(ぴーたろもまだまだ勉強中がんばります^^)

それではー♪

2 COMMENTS

yumi

ぴーたろ さん

Amazon.com のFBA倉庫に保管している商品(賞味期限付き)の管理方法について質問させてください。

同じFBA倉庫内だと「古いものから先に出荷」というルールに基づいてAmazonが出荷作業を行ってくれますが、FBA倉庫をまたいで移動してくれるということはないため、他の倉庫には古い商品が残っているにもかかわらず、新しく商品を補充するとどんどん新しい商品が出荷されて、結果、古い商品が残り、廃棄せざるを得なくなったという経験が何度かあります(同じ倉庫内では古い商品から先に出すというルールさえも徹底されていないのでは?と思うような事例もいくつか経験しました)
在庫が少なくなると、Amazonからは在庫を補充するようにお知らせが来ますが、素直に従っていると同じ事の繰り返しになってしまうので、最近では在庫がなくなるギリギリのタイミングを計算して、前の在庫がなくなってから新しい商品が納入となるように発送手配しています。
ただこれだと、一時的に在庫0になるので売り上げに影響します。

FBA倉庫にまだ在庫がある状態で新しい商品を補充しても、古いものから出荷してもらうことが可能になるような方法(古い在庫がなくなったら新しく補充した商品の発送に移行してもらうことができる方法)はないでしょうか?

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アバター画像 ぴーたろ

yumiさん

こんにちは^^
食品系ですかね?最近は化粧品も使用期限入力が求められるように厳格化が進んでいます。
結構実務的なご質問で非常に参考になります。
結論から申し上げると、現状はそのような方法はないですね。
Amazon側も少しでも早く商品をお客さんの元に届けることに注力しているため、あくまでお客さんの注文に応じて一番近い倉庫から出荷されるのが通常のフローです。
ただ、食品関係は一般的な商品と比べてFBAの納入先倉庫もある程度固定されているため、めちゃくちゃたくさんの倉庫に在庫が分散しまくるということもないように思っています。
食品関係はご記載の賞味期限問題とFDAの規制もモロに受けますので、比較的無在庫セラーが得意とする分野にはなっています。
対策としては賞味期限の長い商品を取り扱うか、ご記載の通り最低限の水準の在庫で回転させるのが現実的な方法になります。
なお「同じ倉庫内では古い商品から先に出すというルールさえも徹底されていないのでは?と思うような事例もいくつか経験しました」については、きちんとAmazon側に問い合わせをすべきかと思いますよー^^

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