ぴーたろです。
Amazon輸出の本格的なツールを導入したり、エンジニアの方と提携してツールを導入する場合、自分のセラーアカウントの情報を取得できるようにMWSの設定を行う場合があります。
今回は、Amazon輸出のセラーIDやMWSの設定方法と注意点を書き残しておきます。
基本的に、ツールを使うときにはツールの設定方法の説明書従えば設定ができるはずですが、海外ツールを積極的に使っているセラーさんも多いと思いますので、困ったときの参考になれば幸いです^^
MWSとは?
MWSとは「(Amazon)Marketplace Web Service」の略称で、一言で言うとAmazonの出品者向けAPIサービスです。
セラーアカウントとこのMWSとを接続することで、販売に関する情報をAPIを通して取得し、色々なツールに役立てることができます。
逆に、MWS接続を必要としないAmazon輸出のツールも多数存在しますが、販売管理関連の「守りのツール」の多くはセラーの売上情報等がありきのツールになるので、MWSの接続が必要となるケースが多いです!
(参考)Amazon輸出ツールおすすめ一覧最新の厳選リスト(有料ツール・無料ツール)
MWSの権限付与を行う場合の注意点
MWSを接続する際に、ぴーたろが最も注意しているポイントは「その接続先が本当に信用できるかどうか?」という点です。
MWSに接続すると、接続先のデベロッパーは実質的にセラーの色々な情報にアクセスすることができます。
そのため、信用できないツールであったり、セラーの情報が見られることに問題があるケースでは、むやみにMWSの接続を行う行為は不用心です。
ぴーたろが国内のツールに加えて海外ツールも積極的に活用しているのは、ツールの機能もさることながら、セラーとしての情報が見られることに問題がない(接続先が競合セラーではない)という安心感もあるためです。
セラーIDとMWSの設定方法
それでは、注意点を理解したうえでMWSの設定方法を確認してきましょう^^
まずは、MWS専用のURLから設定をしていきます。
Amazon輸出では、セラーさんによって進出している市場が異なるかと思いますので、代表的なマーケットのMWSの接続リンクをいくつか載せておきます^^
MWS接続先URL Amazon.com(アメリカ) Amazon.ca(カナダ) Amazon.uk(イギリス) Amazon.de(ドイツ)
クリック後、次に進み、セラーのアカウントでログインをします。
サインアップしAmazon MWS Developer Permission上の「Authorize a Developer」をクリックします。
すると、MWSの接続先が表示されます。
Amazon輸出のツールであれば、ツール側が指定している接続先を、外注等でソフトウェアの開発などを依頼するときはその方の情報を入力しましょう^^
入力が済むと、最終のMWS接続に関する注意点が表示されます。
チェックを入れて、接続を行います。
接続が完了すると、ツールや開発者側にアクセスを与えるためのキーが表示されます。
この番号をツールや開発者側に提供すれば、接続が完了します。
※この番号は人に見られないように厳重に管理しましょう。
MWSキーの取得が承認制となりました!(2018年9月追記)
2018年9月より、新規のMWSキーの取得については、Amazon側の審査をクリアしないと手に入らない状況となりました!
(参考)
Amazon輸出2018年9月の月間報告
Amazon側の規約変更はいつも突然やってきますね><。
現在最新のMWSキーの取得手順は以下の通りです。
まず、セラーセントラル右上のSetting>User permissionをクリック。
次に「Edit your developer profile」をクリック。
すると、以下のような画面になります。
オレンジ箇所にツール開発者としてのメールアドレス(AmazonセラセンのアドレスでももちろんOK)を入力します。
Amazon側も警告している通り、2018年9月から自分が取得したMWSキーを外部の第三者に提供することはAmazonの規約違反になることが明確化されました。
外部のサードパーティーにMWSキーを共有ことが判明した場合、セラーアカウントを停止することが明記されていますので注意してください。
メールアドレス認証をすると、開発者としての情報をAmazon側に提供することが求められます。
この入力情報に基づいてMWSキーの付与の可否が判断されますので慎重にに入力してください。
入力が済んだら、Amazon側の審査完了次第連絡が届きます。
審査には最大30日かかりますので余裕を持って対応する必要があります。
まとめ
以上、Amazon輸出でMWSを接続する方法でした^^
Amazon輸出の自動化を進めれば進めるほど、このMWSを活用する場面が多くなってくるのは必至だと思います。
APIを利用して、より効率的なAmazon輸出ライフに役立ててください♪
また最後になりましたが、使わなくなったツールに対してMWS接続をしたままにしておくのはオススメできません。
自分のセラーとしての情報が知らないうちに外部に漏れていたら大変ですからね^^;
MWSの接続を解除したい場合は、以下の手順で対応するようにしてみてください。
(参考)Amazon輸出ツール解約時の注意点(MWSアクセス権限の解除を忘れずに)
それではー♪
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