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Amazon輸出 FBA在庫ステータスReservedの謎に迫る

FBA Reserved

ぴーたろです^^

今回は、Amazon輸出でFBA販売を行うと誰しもが1度は疑問に思う、「Reserved」のステータスとなっている在庫の意味について解説します。

ぴーたろも最初はこの状態の意味が分からず、Amazonの担当者と何度も文通したものです^^;

皆さんはそんな時間は省略して、こちらのまとめを読んですっきり疑問を解消してください♪

Amazon輸出の在庫のステータス

Amazon輸出でFBAに在庫を投入すると、Manage FBA Inventory画面上にて在庫のステータスを確認できるようになります。

FBA Reserved

上手の通り、「Inbound」「Fulfillable」「Unfulfillable」「Reserved」の4つのステータスが用意されていますね。

それぞれの簡単な意味合いを見ていきましょう。

Inboundとは

Inboundとは、FBA倉庫へ商品が送られている状況を指します。

Manage FBA Shiments画面から商品の発送を行うと、発送をした商品のInboundの欄に発送した商品数が表示されます。

つまり、逆に考えると、商品を発送したのにも関わらずステータスがInboundであれば、Amazon側に商品が届いていないことになりますね^^

Fulfillableとは

FulFillableは、商品が発送可能な状況を意味しています。

つまり、Amazon側に注文が入れば、いつでも商品を発送してくれる状態ですね。

上述の4つのステータスの中では一番好ましいステータスです。

Unfulfillableとは

Unfulfillableは、商品が不良品となってしまっている数です。

注文を受けてFBA倉庫から自動的に商品が発送されますが、その後お客さんの返品などを経て在庫が不良品となってしまうケースなどが考えられます。

ちなみにこのケースであれば、Amazonは不良品に対して何も補償などはしてくれませんのでご注意ください。

この不良品に対しても商品の保管料は発生しますので、日本に返送をするか、Amazonに廃棄を依頼するかを速やかに判断するのがベターでしょう。
(参考)Amazon輸出の不良品等は強制処分されるようになりました
(参考)Amazon輸出で売れない商品を抱えてしまう原因とその末路

Reservedとは

こちらについては後述しますが、在庫はFBA倉庫にある状態ですが様々な理由からFulFillableにはなっていない商品の数を示しています。

FBA在庫のReservedの意味とその対応方法

FBA在庫がReservedになっている理由は、以下の3つに集約されます。

・お客さんからの注文が入っているため、在庫が取り置かれている
・FBA倉庫間の移動を行っている
・FBA倉庫内で移動やその他検品作業などが行われている

少しややこしいですが、それぞれの内容を見てみましょう!

お客さんからの注文が入っているため、在庫が取り置かれている

このケースは、嬉しいReservedです^^

FulFillableだった商品が、注文が入りFBA倉庫内で取り置かれている状態を指します。
つまり、近いうちに商品が発送されて、入金が行われる予定ということですね。

特にお客さんからのキャンセルなどが入らなければ、数日内に無事売上になってくる数がこの数字から予測できます。

FBA倉庫間の移動を行っている

これはAmazonのFBAの仕組みを理解しておくことが重要となります。

実は倉庫に搬送された我々のFBA在庫は、その後Amazonの判断により、より出荷に適した倉庫へと移動されるケースがあります。

例えば、FBA納品先の倉庫はカリフォルニア州の倉庫であった場合、まずセラーはカリフォルニア州の倉庫に在庫を発送します。

その後、無事カリフォルニアでの荷受けが行われた後に、商品の一部はカリフォルニア州倉庫に残し、一部はイリノイ州の倉庫に移動し、残りはテネシー州の倉庫に移動なんてことがAmazon側で行われているのです。

これは、Amazonの魅力のひとつであるPrime会員に対する当日出荷や翌日出荷に対応するためで、在庫を各方面に分散しておくことで、お客さんの自宅に最も近い配送元倉庫からの発送を実現しているんですね^^
(参考)検索 まとめる Amazon輸出 納品先FBA倉庫を一つにまとめる方法

つまり、在庫が荷受けされた後も、Amazonの倉庫間での移動中は注文を受けることはできませんので、移動中の在庫はFulFillableではなく、Reservedのステータスになっています。

ただし、このパターンの場合、FulFillableでなくReservedなのにも関わらず、商品自体はAmazonの販売ページに並んでいることが多いです。

これはぴーたろもAmazon側に質問をして知ったのですが、以下の画像を見てみてください。

FBA Reserved

通常は下のセラーさんのように、「●月●日までに商品がほしかったら、あと●時間以内に注文をしてね♪」というメッセージが表示されるのですが、上のセラーさんは「バックオーダーが可能です。●月●日に在庫が補充される予定です♪」というメッセージになっています。

これは、まさにFBA倉庫間で在庫移動が行われている状態を示しており、逆にここを確認すれば、Amazon側の倉庫間移動がいつごろに完了するのかの目安も確認できます。

ただし、この状態は、セラーとして商品は出品できているものの、カートを取ることは難しいと思います。

なぜなら、注文が入ってもすぐに発送手続きに入ることができないため、Amazonのアルゴリズム上も、在庫がFulFillableになっている他のセラーに優先的にカートを回しているためです。

FBA倉庫内で移動やその他検品作業などが行われている

これは先ほどのように、異なる倉庫間の移動などではなく同一倉庫内で行われる作業に起因するものですが、通常の商品であれば一度は通る工程になります。

FBA倉庫に商品が到着した後、在庫がFulFillableになるまでにAmazon側の倉庫内で必要な移動作業や検品作業が行われます。

これらの作業中であれば、FBA在庫はReservedのステータスとして表示されます。

つまり、通常の商品であれば・・・

Inbound(FBA倉庫へ発送)⇒Reserved(FBA倉庫で検品)⇒FulFillable(出品)

というステータスの流れになります。

Reservedの詳細なステータスの確認方法

さて、ここまでReservedの謎について語ってきましたが、実際にReservedの3区分のどれに該当するかはどのように確認すればよいのでしょうか?

実はこれ、Manage FBA Inventory画面からは確認ができないため、Reportを利用していきます。

Report>FulFillment>Inventory欄のReservedInventory>Download

と進んでください。

すると、レポート出力時点のReservedの商品ごとの詳細が細かく確認できます

レポート自体はText形式で見にくいため、レポートを出力したらエクセルなどに張り付けることをオススメします。

【追記】
2018年6月からManage FBA Inventory画面はβ版に改修されており、β版を利用すればセラーセントラル画面から直接Reservedの内容が確認可能となりました^^

便利ですよー♪
(参考)個人輸出 2018年6月月間報告

おわりに

いかがでしたでしょうか?^^

Reservedは思ったよりも奥が深いので、内容をきちんと把握しておくことは在庫数の正確な把握を行う上でも重要です^^

ぴーたろもReservedのレポートはしょっちゅう確認しますので、皆さんも使いだすとお世話になる機能になると思いますよ^^

また、自分の在庫はもちろん、ライバルセラーの在庫数の確認をする方法も存在します。この方法についてはこちらで解説していますので確認してみてください^^
>>Amazon輸出セラーの在庫数を確認する最強ツールAmzpectyの使い方

それではー♪

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