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Amazon輸出で売上が入金されない入金保留・資金拘束が起こるケース(Unavailable balance)

Amazon輸出 入金 遅延

ぴーたろです^^

物品販売のビジネスをする場合、売上で得た資金を新たな仕入に充当し、雪だるま式に売上を大きくしていくことが成功の鍵です。

その意味で売上代金が入金サイクルに乗って無事に入金されることは、ビジネス上非常に重要なポイントになります。

今回は、Amazon輸出で売上代金の支払いが留保されてしまうケースをご紹介します。

副業レベルでも、一度入金が滞ると想像以上にビジネスが回らなくなったりすることもあり得ますので、Amazonで入金が遅れるケースを事前に理解しておきましょう。

もくじ

Amazonの入金が保留されるUnavailable balance

セラセンの「Report>Payment」と進むとAmazonからAmazonの入金サイクルごとのデータを確認できます。

ここで、通常であれば売上の全額が入金されるのですが、Amazonからの入金が保留される場合は以下のようにUnavailable Balanceという項目が表示されます。Amazon輸出 入金 保留

※ちなみにこれはぴーたろが2016年11月に一時的なアカウントサスペンド(アカウント停止)を受けた時の実際の画面です 笑
(参考)個人輸出 2016年11月成果報告

単純に売上の一部が振り込まれない(Amazonが拘束する)ため、厄介以外の何物でもない項目なのですが、どのような場合にこの「Unavailable Balance」が発生するのかを把握しておきましょう^^

入金が留保されてしまう原因

このUnavailable Balanceが発生するのは主に以下の5つのケースになります。

1つ以上のA-to-Z Guaranteeが進行中の場合

まず一つ目のケースがA-to-Z Guaranteeになります。

A-to-Z GuaranteeはアカウントヘルスのODRに直接影響する、起こしてはならないクレームのひとつですが、このA-to-Z Guaranteeはケースによって解決までの期間が長期化する場合があります。

この解決が長期化し、Amazonからの入金サイクルをまたぐ場合、お客様保護のためにA-to-Z Guaranteeの金額分だけAmazonからの入金が保留される場合があります。

1つ以上のChargebackが進行中の場合

2つ名がChagebackです。

Chargebackと言えば、クレジットカード会社がお客さんの要請に応えて入金を保留するケースですね。カードに付加されているショッピング保険をイメージして頂ければOKです。

これもA-to-Z Guarantee同様ODRに影響する避けなければならないクレームの一つですが、お客様保護のため、過去30日間のChageback金額が入金から留保される場合があります

Amazonが把握している情報から、セラーの行為がお客様との問題発生やChargeback等に繋がると判断された場合

3つ目はAmazon判断による入金の保留です。

日ごろからお客様に対して誠実な対応がしておけば問題はないのですが、Amazon側が問題行為とみなすような事をしてしまうと入金金額の全額もしくは一部が留保されてしまうケースがあります。

明確な判断基準がないため難しいですが、ぴーたろもこの理由で入金が滞ったセラーを聞いたことがないので、普通に販売をしていればこの理由で入金が止まることは少ないという印象です。

Amazonの監視のもと、セラーの売上や行動に重要な変化があったと判断された場合

4つ目に書きましたが、よく耳にすのがこのケースです。それと同時に、まとまった大きな金額が拘束されてしまう可能性が高いのもこのケースになります。

特に販売を始めたばかりのセラーさんであれば、これまで少なかった売上が一気に増加するとAmazonから目をつけられる場合があります。

ぴーたろも2016年11月のアカウント停止後、無事解除が入った12月にはアカウント復活に伴い急な売上増加が起こったため、売上の入金の一部が留保されました(冒頭の画像の通りです)。。

アカウント停止を受けた場合

最後に、一番最悪のケースですが、アカウント停止を受けると入金が保留される場合もあります。

特に、永久的なアカウント停止であるアカウント凍結を受けた場合は、Amazonのアカウントに入っているお金は最大90日間支払いが留保されるというルールもあります。

アカウント停止を受けて困っている方は、ぴーたろのアカウント停止からの復活経験をまとめたこちらの記事をご確認ください(思い出したくない・・・笑)。
>>実録!Amazon輸出でアカウント停止を受けた時の対処方法

入金保留を解除する方法

上記のような売上入金の留保を解除をするには、まず原因を突き止めることが重要です!

Unavailable Balanceの内容が上記の4パターンのどれに該当をするのかを確認し、理由が分からない場合はAmazonに質問をしてしまうのが最も早い解決策になります。

もし1つ目と2つ目の理由での保留であれば、A-to-ZやChargebackの問題解決をすればすぐに資金拘束は解除されるでしょう。

一方、4つ目の大幅な売上変動が理由で入金が保留されてしまった場合には、即効性のある対処法はありませんが、継続して売上を維持していけば数週間以内には留保が解除されますのでご安心ください。

5つ目の理由の時は、前述のリンクからアカウント停止の復活の方法を試してみてください!

まとめ

以上、Amazon輸出で入金が保留されてしまうケースのご紹介でした!

実際に入金が保留されてしまったことがない方も、自分の身に降りかかったときに落ち着いた対応ができるよう、上記の内容は理解をしておいて損はないと思います^^

Amazon輸出ビジネスのリスクについてはこの入金留保以外にもいくつか存在していますので、有事に備えるためにもその内容は確認しておきましょう!
>>Amazon輸出ビジネスのリスクを理解しておく

それではー♪

23 COMMENTS

大家

ぴーたろ様

私はAmazon輸出と一部国内せどりを副業として行っている大家と申します。
Amazonカナダでの販売について調べている中でぴーたろ様のブログに辿り着きました。

ありがとうございます。
とても勉強になりました!

大変恐縮なのですが、カナダでの販売について1つ教えていただけないでしょうか?
カナダFBAについては現地のインポーターはどちらをお使いなのでしょうか?
私はインターネットから調べたQIC社か、クーリエ便と契約をして自前で行うか悩んでいます。
もし、可能でしたら差支えの無い範囲でお教えいただけますと嬉しいです。
よろしくお願い申し上げます。
大家

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大家様

始めまして、ぴーたろです^^
インポーターとしては、ご記載のQIC社もお勧めですよ!私も利用経験があります。手数料も割安です^^
現在は外注サイトを利用して見つけた自前のインポーターを利用しています!カナダ向けの売上が大きくなった時に、コストを抑えたければ私のように外注さんを探すのも一手かと思います!
外注さんの探し方はこちらも参考にしてみてください!外国に住まれている方もSOHOサイトに登録しているケースは多いですよ^^
>>Amazon輸出成功の鍵 外注化の方法

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おおはた

こんにちは。ぴーたろーさん。
米のFBA納品したいのですが、
自前でインポーターを見つけたほうが
そうとう割安になりますか?
おすすめのところがあれば教えてください。

PS:中国は出品ができないままです。担当に連絡してもつながらない。
  こりゃ難関です。

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おおはたさん

こんにちは^^
米国FBAの納品方法は人によってバラバラです。
販売規模にもよりますが、ご自身でクーリエ契約ができる出荷量があるならばインポーターも直接契約を考えるほうがいいでしょう。
そうでなければ、代行サービスを利用するケースが殆どかと思います!!
代行サービスについては、私もオススメの業者についてご紹介する記事を作成中ですので、もう少しだけお待ちいただけますでしょうか?><
きちんと比較をした形で正しい情報をお届けできればと思います!

中国はやはりハードルが高いのですね!私も今年中には参入を目論んでいますので、是非情報交換しましょう^^それにしても担当に連絡がつかないのはすごいですね・・・笑

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おおはた

おおきにです。
記事を楽しみにしています。
FBA未経験なんです。。。。
よろしくお願いします。

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おおはたさんは大阪の方なんですね^^!!
FBAについては早めに記事作成をできるようにガンバリマス!!
私もFBAを利用して売り上げが大幅に上がりましたので、絶対にオススメです。
FBAに関してはご質問を頂くことも多いので、より記事内容を充実させていきますね!
よろしくお願い致します。

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おおはた

なんかいもすいません。ぴーたろーさん。
化粧品関係やお菓子やドラッグストア(健康グッズ)で取り扱っている商品を
FBAに納品するときに、
税関時とFBA納品時に注意する点はありますか?
そして、PL保険は加入されていますか?
よろしくお願いします。

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おおはたさん

とんでもないです!いつも有益な情報ありがとうございます!
おおはたさんがどのような方法でFBA納品をされているのかにもよるのですが、通常通関時にMSDSを求められるケースが多いです。
ここできちんとインポーターなどを構えていないと、現地で対応ができず日本に返送なんてこともあり得ます。。
FBA納品時の注意点としては、そもそも承認が必要な販売カテゴリーになりますので、納品前にきちんと販売ができるから確認が必要という点です。
参考>>Amazon輸出 販売カテゴリーの申請方法と承認をとるためのテクニック

ちょうどホットな話題では、先日Health&Personal Careの規約変更がありました!これで、第一類医薬品等(薬局などでレジ裏にある商品)やサプリメントを販売する場合には、成分情報を商品画像の2枚目に載せていない商品は2月15日付で削除されてしまいます。この要件を満たしていない商品を販売予定であれば、FBA納品時には販売ページがないなんてこともあり得ますので注意してください!

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ponta

ぴーたろさん
いま個人事業主として初めて、アマゾン輸出の確定申告の準備を進めています。
公認会計士のぴーたろさんに基本的なことですがお伺いしたいです。
消費税還付の手続きに関して、免税仕入と免税売上の計上年について、
仕入は当然、仕入れした2016年というのはわかるのですが、「売上」は、
その商品が売れた年の分で計上するという考え方(2016年に仕入れた商品が
2016年中は在庫で、2017年に入ってから売れた場合)で申告すれば、よいので
しょうか。
どうぞ、よろしくお願いします。

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pontaさん

こんにちは^^
消費税還付に関してはこちらの記事を参考にしてみてください!
>>Amazon輸出と税金~消費税入門講座~
>>Amazon輸出 消費税還付の方法(手続き解説編)

売上げはその理解で問題ありません!FBA倉庫に在庫を移動させただけではもちろん免税売上にもなりませんのでご注意ください。
消費税の還付は是非とも受けておくべき事項ですので、ご担当の税理士さんにも相談しながらミスのないようにしてくださいね^^
大丈夫かと思いますが、もし税理士さんにお困りでしたら、こちらで安く税理士さんを見つけてみるのもいいと思います^^
副業のAmazon輸出ビジネスでは税理士は必要なのか?

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Ponta

ぴーたろさん、早速の回答をありがとうございます。いつもブログを読ませていただいてます。まだまだこちらは、ひょっこですが、ぴーたろさんのように、いいセラーになれるよう、頑張っていきます!

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pontaさん

私もより有益な情報をご提供できるようにガンバリマス^^
私もひよっこセラーなので、壁にぶつかったら一緒に解決を目指しましょう^^
今後もよろしくお願い致します!

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おおはた

こんばんわ。ぴーたろーさん。
質問ばかりですいません。
商品カテゴリー申請が承認されたと来たんですが、
なぜか画面を見ると審査中となっており、
再度確認をすると、
不備があったと回答がありました。

適当すぎるぞ~~amazon…

再審査の問題点は、”FDA”?たるものが必要とありました。
このFDAって、何なんでしょうか?

これがなければ、承認ができないみたいです。
困りました。ぴーたろーさん。お助けください。
よろしくお願いします。

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おおはたさん

こんばんは^^
とんでもないです!いつもサイトに遊びに来ていただきありがとうございます♪

承認からの前言撤回はつらいですね。。
時にAmazon様は理不尽な対応を取ってくることも多いですよね(´;ω;`)

FDAはアメリカ食品医薬品局のことです!FBAの通関時にもFDAの検査に引っかかってしまって荷物が届くのが大幅に遅れることがあります。
おそらく申請をしたASINの商品がFDAに許可されているかの証明を見せろという趣旨かと思いますが、自身で書類を揃えるのは大変ですので(メーカーから取り寄せられるなら話は違いますが・・・)、ここは引き下がって別の商品で申請をしてはいかがでしょうか?
取り急ぎですが、このアドバイスが役に立てば幸いです><

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おおはた

おおきにです。ぴーたろーさん。
別の商品で申請ということは、
1から食品カテゴリー申請のやり直しでいいですか?

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はい!それで大丈夫です!
申請時にどのような商品を売りたいか申請したかと思いますので、その商品を変えてトライしてみてください!
カテゴリー申請は年々厳しくなっていますので、早く取っておくに越したことはないですね!

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おおはた

ありがとうございます。
申請チャレンジ中です。
あと、ぴーたろーさんは、
FBA納品商品で、化粧品、食品関係の場合
英語表記シール(成分表など)を商品に張って納品されますか?

あと、PL保険(輸出)は加入されていますか?
もし加入されているようであれば、おすすめはありますか?
よろしくお願いします。

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おおはたさん

こんばんは^^
私はFBA納品の際に英語表記のシールを張ったことはありません!
逆に何の知識もなくラベルなどを張り替えると、薬事法上の問題が発生する可能性があるという認識です。
(ご自身で確証が必要であれば、JETROなどを活用して確認をしてみてください^^私もよく使います。)

PL保険は現状では加入していません。遅かれ早かれ加入することにはなると考えています!

輸出ビジネスはリスクもつきまといますので、特に化粧品・食品などの体に触れるものを販売される場合は、しっかりと事前準備をしておいたほうがいいですね^^

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アーバンお兄さん

ぴーたろさん

いつもお世話になります。

amazon様が売上金の入金の保留や資金拘束をしてくる場合が
あるとのことですが、
そうなりますと私のような初心者セラーは特に目を付けられると
思うのですが、
ebayでは初心者セラーといいますか新規セラーには
定型的に必ず資金拘束をしますが、
amazon様は新規セラーの資金拘束も頻繁にやってきますかね?

特につい最近はじめて、今年のホリデーシーズンにドカンと売れてしまった
新規セラーなどは危ないですよね?

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アーバンお兄さん

こんにちは^^

eBay輸出では、ご記載の通り最初から販売できる量が決まっていて、リミットアップをしなければそもそも出品すらもシステム上できません。
一方、AmazonではeBayのようなリミットがない分、異常な売上変動には結構厳しいです。
ホリデーシーズンに一気に売上が上がると、金額次第では確かに資金拘束も起きる可能性は否定できませんが、売り上げが急上昇した場合の資金拘束は比較的短期です。少なくとも、そのままアカウント停止の事態になるケースは聞いたことがありません^^
その意味で、長くても数週間程度の送金保留になる程度なので致命的なダメージにはならないかと思いますよー!
Amazon輸出初心者であれば、ホリデーシーズンで一気に売上を上げて、ストアの評価を上げておくことが最優先だと思います^^

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アーバンお兄さん

ぴーたろさん

丁寧なご返答感謝いたします。

amazon輸出のビギナーへの資金拘束は
そこまで厳しいものではないようなので安心しました。

本業もこなしながらの中
ありがとうございました!

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アーバンお兄さん

とんでもありません!ちょこちょこっと返信しているだけなので大丈夫です^^
ホリデーシーズン、頑張りたいですね★

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