ぴーたろです^^
Amazon輸出やeBay輸出等のプラットフォームで販売することに慣れてきたら、次のステップアップとして自社ネットショップを使った販売という方法があります。
これは個人輸出プレーヤーの間では常々理想と言われてきた販売方法なので、どこかで耳にされたことがある(もしくは自分で思い描いていた)方も多いと思います。
ご質問を受ける機会がありますので、今回はAmazon輸出やeBay輸出を利用した独自ネットショップ運営の方法をご紹介したいと思います^^
プラットフォーム脱却に向けて、次のステップアップを目指されている方のヒントになれば幸いです^^
もくじ
独自ネットショップ運営のメリット・デメリット
具体的なネットショップ運営を始める前に、まずは独自ネットショップ運営を行う事のメリット・デメリットを理解しておきましょう^^
<メリット>
●利益が残りやすい
●ショップの独自のルールで販売が可能
<デメリット>
●集客に時間もしくはコストを要する
それぞれ簡単にご説明します^^
メリット1.Amazon輸出やeBay輸出よりも利益が残りやすい
私たち個人輸出セラーが利用しているAmazonやeBayといったプラットフォームでは、プラットフォーム利用にかかる手数料が発生します。
(参考)Amazon輸出ビジネスでかかる費用・経費・手数料のまとめ
Amazon輸出を例にとると、大口販売であれば、最低でも月額のショップ運営手数料$39.99と(売上金額+送料)×15%相当の販売手数料がかかりますよね。
一方、独自ネットショップであれば当然ながらこのような手数料が発生することはありません(ショップのドメイン代などはかかりますが比較にならないくらい安い)。
メリット2.ショップ独自のルールで販売が可能
プラットフォーム販売の場合、セラーの品質管理のためにたくさんのルールが定められています。
このルールを破れば、当然ながらプラットフォームでの販売を禁止されてしまいます。
例えば、Amazon輸出であればアカウントへルスを一定以上に維持する必要がありますし、eBay輸出であれば販売金額を上げるためにリミットアップ交渉をする必要もありますよね^^
(参考)Amazon輸出 アカウントヘルスを維持するための必須知識(アカウント停止を未然に防ぐ)
一方、独自のショップであれば、そのようなルールは一切存在しません。
その分、お客さんの信頼を勝ち得るために、販売の品質を自己責任で維持する必要は当然にありますが、面倒な販売の規則やルールがないので、自分のアイデアを直接販売ページに表現することができます。
デメリット1.集客に費用と時間を要する
ネットショップ運営の最大の障壁・ネックとなるのは、ズバリ「集客」です。
自分でネットショップを作ったとしても、それは世界中に星の数ほどあるうちの一つのショップに過ぎません。
何とかして、ショップの存在を海外のお客さんに認知してもらい、商品の魅力に気付いてもらう必要があります。
そのために世間一般のネットショップでは、多額の広告費を費やしたり、SNSを活用してお客さんにリーチする等ありとあらゆる手段を講じているのが実情です。
Amazon輸出やeBay輸出を利用した集客方法
ネットショップ運営で利益を生むために高いハードルとなる「集客」。
しかしながら、私たちプラットフォーム販売を突き詰めた個人輸出セラーだからこそ、ネットショップを運営するにあたり、集客を効率的に進める方法がありますよね。
それは、プラットフォーム販売を通してネットショップのお客さんにリーチする方法です。
いくつか実例をご紹介します。
集客方法例1.商品にショップ情報を同梱する
まず考えられるのが、発送する商品にネットショップ情報を同梱してしまう方法です。
例えば、ネットショップの紹介等を記載した名刺やチラシなどを商品と一緒に発送すれば、お客さんがネットショップの存在に気付いていくれる可能性が高いです。
ここでポイントとなるのが、発送した商品と属性が似ているネットショップ情報を送らなければ、無駄な労力になる可能性が高いという点です。
例えば、ドラゴンボールのフィギュアを買ってくれたお客さんにジャニーズのCD専門のネットショップ情報を送っても、興味をもってくれる可能性は高くありません。
集客の基本ではありますが、必ずお客さんの属性を理解してリーチする事が重要です。
集客方法例2.オリジナル商品自体にショップ情報を印字する
もう少し頭を使った方法として、商品にショップ情報を書いて出品する方法があります。
例えばこちらの商品を見てみてください^^
カテゴリーとランキングを加味すると、毎日しっかりと売れている商品です。
(参考)Amazon輸出 売れない商品と売れる商品を見分ける3つの方法
もう少し画像をアップしますね^^
一番下に、ショップURLが記載されていることがお分かりいただけるでしょうか?^^
この場合、賢いお客さんであればAmazonでの購買を行う前にネットショップを見てくれるかもしれませんし、そうでなくても商品を手に取るときにネットショップがあることが分かります。
このような工夫で、Amazonで売り上げを上げながらもネットショップ集客のための資産構築を同時進行で進めることもできます。
プラットフォーム外の集客はAmazonやeBayの規約に違反する行為なのか?
さて、これまでご紹介した方法ですが、事前に理解しておきたいポイントとしては、AmazonやeBayはプラットフォーム外でのお客さんとの取引は原則禁止されているという事です。
そのため、AmazonやeBayのルールに則りながらも、悪い言い方をすれば気づかれないようにネットショップ集客を進める必要があります。
その意味では、AmazonやeBay内のメールシステムは内容が筒抜けですので、お客さんにネットショップURLを送りつけるのは言語道断。
Amazonに限定して言うと、FBA販売をする商品はFBA倉庫で同梱したチラシが従業員に見られて問題となってしまうリスクもあります。
ぴーたろは、チラシなどを入れる場合は、直接お客さんに商品を送れる(プラットフォーム側に何を送っているのかが見つからない)自己発送の商品をオススメしています。
独自ネットショップ作成のためのツール
独自ネットショップの構築自体は無料のネットショップ作成サイトを使ってもOKです。
もう少しデザインや機能性にこだわりたいという方であれば、安くてデザインが豊富なWiXがオススメです。
Wixも無料プランがありますが有料プランを活用すれば、月額数百円のコストだけで60以上のネットショップデザイン例から本格的なサイト製作が可能です。
まずはどのようなデザインが用意されているか確認してみてください^^。
まとめ
以上、AmazonやeBayといった販売プラットフォームを利用したネットショップ集客方法でした。
今回の内容は中・上級者向けの内容ですので、まだまだ個人輸出を勉強中という方は無理に挑戦しなくても大丈夫です。
そのような方は、まずは焦らずプラットフォーム販売をマスターすることを最優先にして、また後日このページに戻ってきてみてください。
一方で、AmazonやeBayでの販売に慣れてきて少し余裕が出てきたら、このような独自の販売チャネルを少しずつ準備してみてください。
ネットショップの集客は一夜にしてならずですが、早い段階で日々のAmazon輸出やeBay輸出に集客の仕組みを仕込んでおくことで、ネットショップが後から大きな資産に成長する可能性が高いです。
今回ご紹介した集客方法はぴーたろが実践しているもののほんの一部ではありますが、皆さんも色々と頭を使って新しい集客方法を試してみてください^^
ネットショップからも毎日売上が上がるようになると、何とも言えない喜びと高い利益率がありますよ(´▽`*)
それではー♪
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