ぴーたろです^^
Amazon輸出は物を売って利益を得るビジネス。
ビジネスでは帳簿をつけて税務署に利益を申告する必要があります。
税金のプロフェッショナルとして頼れる存在といえば税理士さんですよね。
そこで今回は副業のAmazon輸出での税理士の必要性についてまとめていきます。
ぴーたろ
ぴーたろは公認会計士という職業柄、税理士さんの知り合いもたくさんいます。
しかしあまりなじみのない人にとっては、税理士というとなんだかお堅そうな専門家で、とっつきにくい印象もあるかもしれません。
そもそも「副業なのに税理士が必要なの?」と素朴な疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ぴーたろ
本業のAmazon輸出セラーさんはほぼ100%税理士と顧問契約をしているでしょう。
今回は副業Amazon輸出セラーさんも念頭に入れて解説していきます!
もくじ
税理士ってどんな人?
ご存知の方も多いかとは思いますが、税理士さんがどんな人か簡単に説明しておきます。
税理士資格は税務の専門家として認められた国家資格のひとつで、税金に関する様々な業務(税務代理・税務書類の提出・税務相談)を独占業務として行うことができる税金のプロフェッショナルです。
ぴーたろ
「税金」や「税務」という言葉尻だけ聞くとなんだかお堅そうな感じの人々に聞こえますが、実際に税理士事務所に遊びに行ってみてください。
フランクで優しい方が比較的多い職業という印象を受けると思います(若い先生もいっぱいいますよ!)^^
税理士はあくまでお客さん(つまり私たち)の味方という立場でのお仕事をしています。
税理士さんにサポートを頂くときは、あくまで敵対の関係ではなく仲間という意識で、安心して相談してみてください^^
Amazon輸出で税理士の必要性
では、Amazon輸出ビジネスに取り組むにあたっては、どのような場面で税理士が必要となるのでしょうか?
実際に税理士がどのような業務を行っているかを知らない人にとっては、あまり想像ができないかもしれません。
そこで、今回はAmazon輸出ビジネスを行うにあたって税理士が関係してくる場面を具体的なケースを用いて解説をしていきます^^
会計や税金に詳しい方であれば、これから書くことは必ずしも税理士さんにお願いをしなくてもOKですが、そうでない人は参考になる点があるかと思いますので是非読んでみてください^^
記帳代行
まずは代表的なものに、記帳代行が挙げられます。
「簿記」という言葉は、みなさん一度は聞いたことがあると思います。
副業であっても、自分が稼いだ収入に対して確定申告が必要ですので、それに向けて複式簿記で帳簿をつける必要があります。
ぴーたろ
(参考)
Amazon輸出・eBay輸出の確定申告を自分で行う方法と注意点(青色申告をしよう!)
この帳簿をつける作業ですが、まず簿記のことを理解していなければ記帳は難しいでしょう。
ぴーたろ
ここで、税理士さんに記帳を丸投げしてしまうというのが「記帳代行」と呼ばれるものです。
毎月たまった領収書や売り上げの根拠資料などを税理士に郵送してしまえば、あとは自動的に税理士側が記帳を行ってくれるようなイメージです^^
ご自身で記帳をされる方があっても、個人輸出にはもうひとつ越えるべき重要な問題があります。
それは、消費税の課税区分です!
個人輸出を行うと消費税の還付が受けられる分、日々の仕入れや売上げが、消費税の課税取引・非課税取引・不課税取引のどれに該当するかが非常に重要なポイントとなってきます。
これについては、簿記の知識を超えて、税法の知識も必要となりますので、税理士や会計士などの勉強をしたことがある人でなければ自分で100点の記帳をすることは困難だと思います^^;
とはいえ、ひとまずは自分で記帳をして、確定申告の際に税理士さんに内容をレビューしてもらう形をとることも可能です。
もし記帳や消費税の知識に自信がない方は、サクッと記帳代行を税理士さんにお願いすることひとつの手でしょう!
自分で悩む時間はお金で買ってしまい、もっとビジネスのために頭を働かせることに専念するのは賢明な判断だと思います^^
なお、個人輸出ビジネスに特化した観点からの記帳ソフトは、無料で使い倒せるものも含めてこちらで紹介していますので、参考にしてみてください。
>>Amazon輸出やebay輸出で帳簿記帳するためのオススメツール
Amazon輸出で税理士にお世話になる場面その2「各種届出書類の提出」
次に各種届出書類の提出を行う際に、税理士さんがいると便利です!
副業であっても、「個人事業の開業届出書」や「消費税課税事業者選択届出書」、「青色申告承認申請書」など、それぞれ定められた期限内に税務署等に必要な法定資料を提出しなければ、知らないうちに大きな損をしてしまう恐れがあります。
この場合、事前にきちんと税理士にビジネスの内容を伝えておけば、税理士側から節税などに関する書類を提出するよう提案をもらえますし、作成も代行してくれますので楽ちんです♪
開業届出書等の提出だけを丸投げしたい場合は、どのくらいの費用が掛かるのか無料で見積もりをとってみてください。
>>開業届出書等の作成・提出の代行費用無料見積りサービス
Amazon輸出で税理士にお世話になる場面その3「確定申告(所得税申告)」
これは皆さんも思い浮かんだのではないでしょうか?
輸出で稼いだ収入を申告するために、所得税の確定申告をする必要がありますが、もちろん税理士がいればこれらの対応もお願いできます。
自分で確定申告をしたことがない方は一度自分でやってみても面白いのですが、時間が限られたサラリーマンの方は税理士さんにお願いをしてしまう方が早いです。
Amazon輸出で税理士にお世話になる場面その4「消費税申告」
所得税の申告に加えて、個人輸出では消費税の申告も非常に重要な要素となります!
所得税についての申告はしたことがある方も、消費税の申告はしたことはないと思います(事業者の方でない限り・・・)。
個人輸出では、消費税の還付を受けるためにあえて課税事業者になるという技を使うのですが、この課税事象者を選択する以上、初年度から消費税の申告を行う必要があります。
Amazon輸出で税理士にお世話になる場面その5「融資」
輸出が軌道に乗ってくると「もっとお金があれば売り上げをUPできるのに!!!」という段階に差し掛かることもあるかもしれません。
※ちなみに、副業セラーでも融資まで受けてAmazon輸出の売り上げを伸ばしている方もいらっしゃいます。
自分のビジネスでお金を借りるって、体験したことないですよね?
いきなり個人が金融機関に融資を申し込みに行っても、なかなか融資の承認はおりないと思います。
このときに、お世話になっている税理士さんに融資をお願いできる先を紹介してもらうのは非常に有効です。
通常は個人事業主であれば信金や国金などから融資を受けるケースが多いですが、飛び込みで相談をするより、既に付き合いのある税理士の紹介で融資担当者と話に入れる方が融資は確実に受けやすいです。
Amazon輸出で税理士にお世話になる場面その6「法人設立」
個人事業としてのビジネスが軌道に乗ってくると、法人設立をした方が税金的にメリットがでてくるタイミングがやってきます。
Amazon輸出やeBay輸出セラーさんでも、本業で取り組まれている方の多くは法人化の上でビジネスを進めていらっしゃいますね^^
この場合、実際に法人の登記業務でお世話になるのは司法書士の先生なのですが、司法書士のお知り合いがいない方は税理士の先生に紹介をいただいてもOKです!
ただし、今は激安価格で法人設立を承っている司法書士もいますので、コスト面だけを考えて法人設立を検討する場合は、ネットなどを使って低コストで法人を作れるところにお願いをするのもいいと思います^^
※例えば会計ソフトで有名なfreeeは数分で法人設立の資料を作れてしまう無料サービスも提供していて、使い勝手は抜群です。
>>freee会社設立サービス
「法人設立サービスの費用とも比較してみたい!」という方は、SHARESというサービスでも無料で見積もりがとれますので使ってみてもいいと思います^^
>>法人設立費用の無料見積りサービス
Amazon輸出ビジネスに税理士は必要か?
以上、ザッと6つほど輸出ビジネスで税理士と関わる場面を挙げてみました。
どうでしょうか?
特に1~4については、本業でも副業でも当てはまる項目なのではないかと思います。
つまり、「Amazon輸出に税理士が必要か?」という問いに対する答えとしては・・・
●上の1~4が自分でできるのであれば税理士は不要!
●できないもしくはできるけれども費用対効果を考えて税理士にお願いをしたいという場合は税理士が必要!
ということになりますね^^
具体的な場面をご紹介しましたので、必要か不要かの判断はつきやすくなったのではないでしょうか?
ちなみに。。。
ぴーたろは1~4は自分でできてしまうのですが、面倒なので1を除いて税理士さんにお願いしています^^
1については、年末に死ぬ気でやる予定です♪
税理士選びを失敗しないコツ
税理士は日本に7万人以上います(多いですね(;^ω^))。
非常に難しい国家資格を合格して、税務の実務に日々向き合っているプロフェッショナル達ですが、これだけたくさんいるため、税理士選びに失敗をしたという話もよく耳にすることも事実です。
そこで、ぴーたろが税理士を選ぶ際に意識したポイントを書いておきます。
1.同業種(今回であれば輸出事業)のお客さんを持っている税理士であること
⇒同業のお客さんを持っている税理士さんであれば、消費税還付などの特殊な申告にも精通しており、輸出ビジネス特有の税務にも詳しい可能性が高いです。
2.自宅から会いに行ける距離に事務所のある税理士であること
⇒ぴーたろもそうですが、ちょっとした疑問が出た時にすぐに会いに行ける税理士さんがいると非常に心強いです!
電話で聞けることも多いですが、やはり顔を合わせて相談をする方が、税理士さん側もたくさんアドバイスをくれますよ^^
3.最初の相談の段階で(契約前で)、具体的な節税アドバイスをしてくれる税理士であること
⇒これ、結構重要なのですが、まず最初にお会いした段階でビジネスの内容などを説明した後、「こうした方がいい」「ああした方がいい」とすぐにアドバイスをしてくれる税理士さんであれば安心です。
最悪なのは「後で調べておきます」と言って、話を流すような人は基本的に自分の知識に自信がない人が多いです。
特にぴーたろも会計士ですので、そこらへんはシビアに相手のレベルを伺ってしまいます 笑
4.30代の働き盛りの税理士さんであること
⇒これはぴーたろの勝手な好き嫌いなのですが、やはり若すぎる先生や、融通の利かないおじいさん税理士よりも、第一線で働いている30代のバリバリの税理士さんに相談をしている方が安心感があります。笑
税理士選びは慎重に!
すでにお知り合いに税理士さんがいて、その税理士さんに業務をお願いすることが決まっている方を除いては、そもそも税理士の選び方が分からなかったり、きちんとサービスの価格を比較して決めたい方もいらっしゃるでしょう。
そのような方に非常に便利なサービスが「税理士ドットコム」というサービスです。
これは、税理士ドットコムに登録しているたくさんの税理士さんの中から、自分の条件にあった最適な税理士を税理士コーディネーターが探し出してくれます^^
※実際に利用者の約70%が、税理士報酬を下げることに成功しているという非常に優良なマッチングサービスです^^
税理士ドットコムは相談や見積もりは無料で対応してくれますので、税理士選びに悩まれている方は是非活用してみください^^
まとめ
以上、輸出ビジネスと税理士との関係について書いてきました^^
年末から3月15日にかけては確定申告に頭を悩ませる方も多いと思いますが、できれば、申告期限までに余裕のある今のうちに、一度税理士さんに相談をしてみることをお勧めします^^
それではー♪
こんにちは。
ぴーたろーさんに税理士契約した場合の
費用はおいくらなんでしょうか?
参考までにお聞かせくだされば幸いです。
こんにちは^^
これはズバリ申し上げることは難しいですね(すくなくともここに書くことは・・・笑)
ご存知の通り、一言に税理士との契約と言っても、記帳代行をお願いするか否か、顧問契約を結ぶか否かなどにより金額は大きくかわってきます。
私の場合は、幸いにも消費税の課税区分や会計の知識もあるため、記帳代行はお願いしていません。さらに、知り合いにお願いしている関係から金額は相当抑えられています^^;
個人事業主の申告をお願いすると、顧問契約もセットになっている税理士事務所もあると思います。
アドバイスとしては、申告のみ請け負ってくれるところにお願いをする方が割安なのか、申告+顧問契約合計でも割安なのかをきちんと計算することでしょうか^^
税理士へのコストは、なかなか相見積もりを取りづらいものですが、現状のご自身の支払金額に疑問があれば、一度この記事で紹介している税理士ドットコムを利用して、同じサービスの相場を確認してみることをオススメします^^
なにからなにまで、ありがとうございます。
税理士サイト見てます。
あと、サスペンドは解除されましたか?
同じ輸出者も先週、サスペンドされたと電話がありました。
パフォーマンスの連絡はあったそうですが、
理由など一切書かれていないそうです。
それから、電話もないので解除したんかなと思います。
自分は昨年、アマゾン国内で強制退場になりました。
出店ではなく、購入のほうで退場となり、
その日国内出店も強制退場になりました(笑)
税理士を変えるという選択は、過去の付き合いもあるため後回しになりがちですが、固定的にかかってくる費用なのでこのタイミングで見直されるのもひとつと思います^^
サスペンドのお気遣いまでありがとうございます!
これについては後日記事にする予定ですが、ちょうど最新の返信があり、何とか解除できそうな方向で進んでいます^^
といっても、今回のサスペンドは完全にこちらに落ち度がないため、私も相当怒った態度でコンタクトを取りましたが、Amazonも一応聞く耳をもっているようです。
解除の手順も記事にしますので、また是非読んでみてください^^
購入でアカウントが止まることもあるんですね!!
プラットフォームを利用した販売は、支配者の土俵でビジネスをする必要があるため、これからもうまく付き合いながら販売していきたいですね^^;
よかったですね。
記事楽しみにしておきます。
ありがとうございます。
ぴーたろうさん はじめまして
いつも楽しく拝見しております。
わたしはamazon輸出、欧州メインで4期目になります。
いままで確定申告が面倒で面倒で白色申告で処理していたのですが
(*MFクラウドを使っています。)
ぴーたろうさんの記事を参考に来年1月から税理士さんに頼もうと
税理士ドットコムで何人か紹介していただき4社ほど
今週の木曜日から面談予定です。
面談をスムーズに進める上で
またお願いする税理士さんを決める上で
質問したほうが良いこと、また資料として持って行ったほうが良いものなど
ご教示いただければとコメントした次第です。
ホリデーシーズン真っ只中でお忙しいと思いますが
ご返答いただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
さえきさん
こんにちは^^
欧州メインで4期目とのことで、大先輩ですね^^;
恐れ多いです。
どのくらいの規模の税理士事務所(もしくは個人税理士)さんにお願いするかはわかりませんが、まずは自分と同じように輸出事業を行っているお客さんが他にもいるか確認をした方がいいでしょう。
青色申告をするだけであればどんな税理士でも対応できますが、消費税の還付手続きや、課税非課税区分等を正確に把握している税理士さんが安心できるからです。
(もし記帳代行をお願いして、税理士さんが消費税の認識を誤っている場合、誰もその事実に気づかないような事態にもなりかねません。)
また、4期目とのことですので、過去および当期の着地見込みの数字を持って行ってあげるといいと思います。
税理士さんによっては、会社規模によって顧問料や申告料が異なるケースもありますので^^
4社の相見積もりを取られるとのことで、料金面での税理士選びの方法としては問題ないです^^
あとは相談のしやすさ(事務所の距離や電話対応サポートの有無)や税理士さんの人柄なども考慮に入れて総合的に判断してみてください!
自分にぴったりのサポーターさんを見つけられることをお祈りしています^^
こんにちは。いつもお世話になっております。
確定申告で気になることがあるので質問させていただきます。
青色確定申告を税理士にお願いしようと思うのですがどの書類を持っていけば良いのでしょうか?利益と仕入れが分かるものと言われたのですが何が必要がよく分かりません。インボイスの他に必要なものを教えてください!
ナポレオンさん
こんにちは!
いつもTwitterでのご連絡もありがとうございます♪
青色申告を行う場合は「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要がありますが、こちらは事業を始めたタイミングと照らして提出期限が間に合うか税理士の先生に確認をしてみてください^^
また、青色申告であれば損益計算書に加え貸借対照表の作成も必要になります。
(参考)Amazon輸出と税金~所得税入門講座~
ナポレオンさんが税理士に記帳を代行されていない場合はご自身で作成する必要がありますので、最終的にはそれを作成して税理士に提出する必要があります。
記帳をされる場合は、無料ツールも含めこちらの記事を読んでみてください^^
(参考)Amazon輸出やebay輸出で確定申告・帳簿記帳するためのオススメツール
”利益と仕入れが分かるもの”かだけでは、どのくらいの情報を求めているのか確かに分かりませんね^^; まずは把握している利益と、仕入の証憑(請求書・領収書、納品書等)の一部持けばいいのかと思います!2度手間が嫌であれば担当の税理士の先生に電話で聞いてしまったほうが確実かと思います^^
ぴーたろーさん、こんにちは。
基本的なことを教えていただきたいのですが、消費税還付では、米国アマゾンに支払っている手数料も還付対象になるということよいのですか?
ぴーたろーさんが消費税還付を計算するときに、販売時のアマゾン手数料もカウントしていますか?
ぽんたさん
こんにちは^^
FBA手数料に関する消費税還付については、Amazon輸出の消費税還付で損をしないためのテクニックをご参照ください!
私は当然、この分の消費税還付も受けています!これはAmazon輸出に詳しくないと、税理士でも知らない人がたくさんいますので注意が必要です。
個人輸出は海外市場を使って利益を得る特殊なビジネスでもありますので、輸出の知識に疑問が残る税理士さんであれば、税理士ドットコムで一度試しに他の税理士さんを探してみることもオススメします^^
回答ありがとうございます!
消費税還付を受けられる手数料というのは、FBAに限定されるのですか??自分は無在庫でやっていますが、無在庫での売り上げ分も同様に税を徴収されています。この分も還付対象ということでよいですか?
ぽんたさん
こんにちは。
無在庫の売上分に税を徴収されているとは、カテゴリー成約料(多くのカテゴリーでは15%)に対して課税がされているということでしょうか?
どのように日本国内の消費税が徴収されていると理解されているかご説明頂けますか?^^インボイス等が届いていますでしょうか?
カナダに関しては、追加でGSTやPSTが徴収されますが、こちらはカナダ国内の消費税になり、国内消費税とは関係がありません。
(確認ですが、ぽんたさんは米国アマゾンを前提にご質問頂いてますよね?^^)
(参考)Amazon輸出カナダでFBA販売を行う際の注意点
ぴーたろーさん
コメントありがとうございます。
質問をさせていただいたのは、無在庫の販売時におけるカテゴリー成約料に対する課税のことです。ネットで消費税還付のことを調べていたときに、還付対象として、そのような記事がありました・・・。
インボイスは毎月届くもので、VAT Rateが8%になっています。
米国アマゾンの話です。
ぽんたさん
こんばんは!
インボイスが毎月届きVATが8%となっているのであれば、国外事業者から受けた消費者向け電気通信利用役務の提供に係る仕入税額控除の対象となりますので消費税還付の対象となります^^
ぴーたろは当然ながら、この分の消費税還付も受けていますよー!売上が増えると、年間数十万円~数百万円単位で手取りが変わってきますので、是非この分の還付も申告をするようにしてください!
ぴーたろさん、こんにちは。以前も知恵袋などで一度質問したことあるミーコです。
輸出ビジネスでの消費税還付について、とても詳しく書いてくださりありがとうございます。
1つ質問なのですが。
中古で仕入れてebay,amazonの米国で輸出販売のばあい。
ヤフオク仕入れや、最近はメルカリ仕入れも多いかと思います。
ヤフオクもストア出品者は消費税を取っていますが、個人は取っていません。
メルカリ、その他のフリマ、対面販売など多くの場合消費税を取っていません。
このような、仕入れの段階で消費税を払っていなければ、還付も当然無いということでよろしいですか?
つまり、仕入れで消費税を払っていると、何らかの証明ができたものだけ、還付される、ということでしょうか?
お時間あるとき、お答えよろしくお願いします。
みーこさん
お久しぶりです^^
非常に実務的な質問ですね!!
税務に関してはご自身の顧問税理士さんに聞くのが一番ですが、回答しておきますね^^
この場合仕入税額控除(つまり消費税の還付)の対象になります。
一見驚かれるかもしれませんが、これは仕入先が消費税の課税事業者なのか免税事業者なのか分かりえないためです。
この場合、請求書や領収書の金額には消費税が記載されていないので、
「(全体の金額)×8/108=消費税額」
という計算で消費税額を計算してください。
Amazon輸出の典型的セラーさんに中古カメラ転売の方がいますが、そのような方ももちろんそのような処理をされていますよ^^
こちらの情報が参考になれば幸いです。
なるほど。そうだったんですね。よくわかりました。ありがとうございました。
追加でもう一つだけ、非常に初歩的な質問になってしまいますが、お願いします。
どこかのサイトで、消費税還付を受ける、となると、税務署がその法人なり個人事業主なりに入ってくる、というので、とても大変になる、というような文章を読みました。
つまり、消費税還付という金銭的な恩恵をこちらが受ける、ということは、
例えば今まで利益が少ないから、という理由で(年額20万は越しているが、少し越してるくらいなので確定申告しなかった人々)所得税を納めなかった人々も、消費税還付を受けると同時に所得税も納め、確定申告の手間もかかり、ということですよね?
納めるものは納めて、還付できるものは還付を受ける、手間もかかる、ということでよろしいでしょうか?
がっつり利益上げている人はすべてやっているんでしょうけど、迷うレベルの人も多いのではという気がしています。
さらに、国がもうじきマイナンバーを本格的に稼働させると、すべての口座の情報などがつながり、もうメルカリなどのもうけも隠せなくなるという文もどこかで読みました。国がメルカリのもうけから所得税を取ろうと目をつけていると、先日ニュースでありましたよね。何かしら対応が迫られるひとが大勢いるように思います。
消費税還付ですが、税理士は入れるレベルですか?自分でやっている人も多いですか?
私はまだクラウド会計すら入れていないレベルですが、今年の確定申告はさすがにきちんとしないとかな、と思っています。消費税、戻ってくる以上に所得税納めることになるんでしょうか?
私は、輸入7、8割、輸出2割くらいの利益です。年でせいぜい利益100万くらいかもしれません。
ぴーたろーさんの文章の内容は、すべて本当に役立つレベルが高くて、文章も読みやすいですし、参考にしています。これからもよろしくお願いします。
ミーコさん
こんにちは^^
消費税の申告は、所得税の申告とは完全に別物です。ただし両方とも国税であって情報は筒抜けなので、所得税を払わずに消費税還付だけ受けるというのはオススメはできません。「納めるものは納めて、還付できるものは還付を受ける、手間もかかる、ということでよろしいでしょうか?」については、その通りです^^
ちなみに、国税は個人の銀行口座の内容なども普通に見れますので、マイナンバーうんぬんの前に所得隠しもやめておくべきです。メルカリ側も国税の要請があれば各人の売上情報は提示をします^^ただ、税務署も人員に限界がありますので、細かいところまでいちいち追ってくるかは話が別ですが・・・
消費税の申告については、個人でも可能ですが、消費税の知識がない場合は税理士さんにお願いをするほうがベターです。課税非課税の区分等も知識がない方にとっては難しいと思います。
ちなみに、ミーコさんの場合は輸入の国内売上が大きいので、消費税還付ではなく納付の形になると思われます。事業開始から2事業年度(通常は2年)が経過してなければ、逆に免税事業者の立場をとっておいたほうがメリットはあると思います^^
ぴーたろーさん、ありがとうございます。
私の場合、輸入の販売額が大きいので、消費税納付になる、とのことですが。
これは、例えば、今年1月1日以降の日本アマゾンの全売り上げに消費税がかかり、それを納めないといけない、ということ、ですよね?
そして、私は物販を初めてちょうど1年を経過したくらいなので、あと1年が経ったくらいから、本当に納めることになる、ということでしょうか?
免税事業者の立場をとれば、事業開始から2年間は納めないでよい、ということで、よろしいでしょうか?
中古カメラ輸出販売の方の、消費税還付の立場はよくわかりました。
アマゾン輸入、その他、国内せどりの人たちの、消費税納付の立場は、どんな状況なんでしょうか?
私は国内せどりも一時そこそこやっていました。今はやっていませんが。
ヤフオクのストアアカウントも持っていまして、時々そこでも売っていますが、私は基本的に消費税は購入者からは取っていません。
取ればいいと思いますが、売り上げがほとんどないので。
町のお店は、消費税を国に納めているだろうと思います。
ネット上には、今無数のマーケットプレイスがありますよね? Q10、Reverbなども含めればまさに無数。
それらセラーの人たちがすべて消費税を国に納めているのでしょうか?
結局そこの境目は、売り上げ、所得の大きさで切れるのでしょうか?
ぼちぼち開業届を出そうと思っているので、その辺解決して、堂々とお天道様の下で商売をしたいと思っています。
お時間ある時でかまいませんので、お知恵、お力、ご教示ください。
いつも感謝しております。
みーこさん
こんにちは^^
まず、消費税の基本的な知識が十分ではないかと思いますので、こちらの記事を参考にしてみてください^^
Amazon輸出と税金~消費税入門講座~
Amazon輸出 消費税還付の方法(手続き解説編)
読んでいただくとわかる通り、基準期間(2事業年度前)の課税売上高が1,000万円を超える場合は消費税の納付が必須となります。
おそらく、懸念されているセラーさんは、年間の売上が1,000万円以下の方が殆どかと思いますので、消費税の免税事業者となっているケースが殆どかと思いますよ^^
私で回答可能なことであれば返信させていただきますので、お構いなくコメントくださいね^^
ぴーたろさん
はじめまして。黒コショウといいます。ブログ執筆ありがとうございます。先月から輸入転売を小遣い稼ぎ程度に始め、ふとしたことでこちらのブログを拝見し、輸出もやりたい!と火がつきました。それ以来毎日大変興味深く読ませていただいています。
こちらにあるアドバイスに習い、順に準備を進めていきたいと思っているのですが、税務関係だけタイミングがつかめず是非教えていただきたいです。
さぁ、これから始めるぞ!と思っている輸出ビギナーの場合、どのタイミングで税理士さんにご相談に伺うべきなのでしょうか?また繁忙期のある職種かと思いますので時期的に何月が狙い目というのがあればそちらもご教授いただきたいです。
もしすでに記事にて記載済みの内容でしたらすみません。
どうぞよろしくお願いいたします。
黒コショウさん
はじめまして^^
輸入と輸出のハイブリッドすごいですね!ブログに遊びに来て頂いてありがとうございます(*’▽’)
税理士の件については、もし既に輸出を始めていて消費税申告に自信がなければ一度早めに相談をしておくのがいいと思います。
個人事業主であれば消費税の申告期限は3月末ですので、そのギリギリにお願いをしても対応が難しいかもしれませんね。
また黒コショウさんは輸入もされている状態ですので、消費税の計算が私のように輸出オンリーセラーよりも複雑になります。
相談は無料でできますので、一度お話に行ってみてもいいと思いますよー^^
ぴーたろさん
お返事ありがとうございます(^-^)
なるほど、あまり気負わず相談しに行くのが良さそうですね!
まだ輸出については始まってもいないので手ぶらで相談に行くのをためらっていました(^^;)
ありがとうございます!
めっきり冷え込んできましたのでお体に気をつけてください!
黒コショウさん
はい^^
士業って敷居が高く感じるかもしれませんが、全然そんなことありませんので気軽に相談してみてください♪
黒コショウさんも体調に気を付けて、お互い年末まで売上UPどんどん目指していきましょー(^o^)/
こんにちは。税理士さんと顧問契約をしていて昨年から消費税還付を受けました。通常はMFクラウドという会計ソフトを自分で入力しています。元々は国内せどりをやっていましたが、数年前からebay輸出、昨年からはアマゾン輸出を始めました。現在は輸出中心です。
このブログでもご相談したのですが、昨年はアマゾンのFBA輸出を始めて会計上で利益がマイナスに転落しました。(実際にこの計算が正しいのかわかりません)
今まで毎月、顧問契約という形で税理士さんに契約料金を支払ってきましたが、会計ソフトで自分で入力しているので、あまり顧問契約する意味もないような気もしています。通常はほとんど連絡もしないです(申告時にしか連絡もしませんですし、そもそもあまり儲かっていないですし)。国から無事に消費税還付も自分の口座へ振り込まれましたので、これを機会に顧問契約をやめようかとも考えています。
心配なのは消費税還付を受けて、いろいろな対応が必要になり、税理士の助けを借りなければいかないのではないかということです。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ぴーたろさんのご意見をお聞かせください。
(税理士さんは、通常の事業所よりも輸出は手間がかかるので、将来的に顧問契約料金を上げたい方向らしいです。最初は顧問料金が安いということで契約を結んだのですが)
じゅんぺいさん
数点気づき事項コメントさせて頂きます。
「実際にこの計算が正しいのかわかりません」
⇒まず、この点ですが、少なくともビジネス管理上は税理士に頼らずに自分で利益計算できないと大変だと思います。
当サイトでも計算方法ご紹介していますので、ご自身で利益計算できる力はつけて頂く必要があると思いますよー!!
(参考)
Amazon輸出 FBA販売の正確な利益計算方法と間違いやすい注意点
「心配なのは消費税還付を受けて、いろいろな対応が必要になり、税理士の助けを借りなければいかないのではないかということです。」
⇒実際に税務調査などが発生すれば、税理士さんがいるほうが安心ではあります。
あとは今後、税理士さん無しで消費税申告を間違えずにできる力があるかどうかだと思いますが、コストをかけずにやる必要があればご自身で多少は勉強をする必要がありますね><。 税理士の腕や費用はピンキリですし、税理士は世の中に山ほどいますので、当エントリーでご紹介している方法で割安な税理士さんを探してみるのもひとつの手だと思いますよー^^
ぴーたろーさん
どうもありがとうございます。
現在はFBAの方へ送るのは休止しておりますが、
今度は利益率の高いものだけ厳選しておくってみたいと思っております。
今までは正確な計算方法の把握もできておりませんでした。高額商品ほど返品率が高いという感じで、それらも実は正確には申告しておりません。
現在の税理士とは、あまり相性が良くなさそうで、輸出業務も慣れておらず場所もかなり離れていることから税理士に頼むなら違う人に頼んだ方が良さそうです。
今度は自分でやるか税理士に頼むかはっきりさせたいと思います。
ありがとうございます。
じゅんぺいさん
とんでもないです、少しでもお役に立てたらよかったです^^
ぴーたろの場合、管理会計上の利益と財務会計上の利益(申告上利益)とは別管理してますよー!
自分の利益管理では管理会計上の利益管理を主にしてます。
あくまで財務会計上の利益は期末の在庫などが分からないと計算もできないので、その辺り少し分けて考えるとうまくいくかもしれません^^
消費税申告を自分でやる方法も時間があるときに記事にする予定をしておきますね!
ニッチなビジネスなので、お互い助けあって頑張りましょー(‘ω’)ノ
ぴーたろさん
いろいろありがとうございます。勉強になります。
消費税申告の記事楽しみにしております。
よろしくお願いします。
じゅんぺいさん
いえいえ、またいつでも遊びに来てください♪